【雑記】大正時代のギャル語?いだてんの女学生たちが使っていた隠語・流行語

雑記

いだてんに出てきた女学生の略語が面白かったのでまとめました。

いだてんに登場した略語・流行語

あぶさん

= アブノーマルな人

「金栗先生ってあぶさん」

あぶさんはアブノーマルにさんを付けた言葉で、変わった人のことを指します。

田紳(でんしん)

= 田舎紳士

「あぶさんっていうより、田紳じゃありませんこと?」

田舎紳士とは服装だけ紳士を気取っている、野暮ったい人という意味です。

バウ

= 熱烈に思い合う

スコドン

= 少し鈍臭い

シャン

= 美人

ドイツ語のschön(美しい)が由来の言葉です。

とてシャン

= すごい美人

「とても」と「シャン」を組み合わせた造語です。

ウンシャン

= 不美人

打消しの「un」を「シャン」に付けた造語です。

その他の大正流行語

「いだてん」には登場していませんが、他にもこんな流行語があったそうです。

とてたま

= とてもたまらないの略

『とてたま』は『とてもたまらない』の畧なり。
『一寸!あの方の様子の好いこと。』
と云ふに對して、
『全くとてたまだわ。』
と打つ相槌の言葉也。

引用元:凡人の見たる皮肉諷刺哲学 樋口麗陽 著

ふるたか氏(@furutakatoyo)のツイートで出典が紹介されていました。今でいう「やばい」的な意味でしょうか?花柳界(芸者・遊女などの社会)から始まり、女学生の間で流行した言葉だそうです。

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