今は春に運動会を行う学校も増えているようで、最近近所の小学校から運動会の音楽が聴こえてきます。運動は苦手でしたが好きな曲が大音量で流れるのは嬉しかった思い出があります。
今年の運動会ではどんな曲が人気なのか、2019年の運動会・体育祭で使われているヒット曲をSNSを使って調べてみました。
We Will Rock You – QUEEN
映画『ボヘミアン・ラプソディ』がヒットした影響で、QUEENの曲を流している学校が多数。「入場曲がQUEENだった」「父兄が参加する競技の曲に使われていた」などの声がありました。
曲の導入からカッコよくて一気にテンションが上がりますね。至る所で足を踏み鳴らして手をたたいている人が見られそうです。
パプリカ – 米津玄師
ダンス曲として人気が高かったのが2020年応援ソング『パプリカ』です。「子供たちのダンスを見て泣いてしまった」というお母さんも多かったです。そうでしょうね!私なんか動画を見てるだけで泣いてますから。
曲も素晴らしいですが、子供たちが歌いながら踊る姿が本当に可愛い曲です。2018年売れに売れた米津玄師さんの『Lemon』もまだまだ人気でした。
令和 – ゴールデンボンバー
2019年4月1日の新元号発表からわずか1時間で公開されたゴールデンボンバーの新曲『令和』。ノリやすいトランス調の楽曲です。「子供の運動会で聴いた令和が頭から離れない」という方もいました。
奇抜さ・面白さが目立つゴールデンボンバーですが、この曲もよく聴くとイントロ・アウトロがめちゃめちゃカッコいい。新元号ムード一色の今年、いっぱい流れそうな曲です。
騎士竜戦隊リュウソウジャー – 幡野智宏
2019年3月に放送が開始された『騎士竜戦隊リュウソウジャ―』のOP曲です。幼稚園のイベントでは定番のスーパー戦隊OP曲は熱くて競技にも力が入ります。
宇宙戦隊キュウレンジャーの『LUCKYSTAR』も幡野智宏さんが歌われています。力強い歌声が曲にぴったりですね。
ガラスを割れ – 欅坂46
個人的なおすすめ曲が欅坂46の『ガラスを割れ』。イントロが特徴的で、入場曲に使ったらめちゃめちゃカッコいいんじゃないかと思っています。
同じく欅坂46の『不協和音』もPVの真似をして走って集合 ⇒ みんなでポーズを決めたら盛り上がりそう。『ガラスを割れ』は2018年の紅白、『不協和音』は2017年の紅白で披露された曲なので親世代にも認知度が高そうです。
やってみよう – WANIMA
2017年の楽曲ですが、auのCMで有名なWANIMAの『やってみよう』もおすすめです。
とにかくシンプルに前向きな歌詞を力いっぱい歌っている曲で、運動会にぴったりだと思います。馴染み深い童謡が原曲となっているので子供から大人まで楽しめそう。リレーや徒競走に使いたい。
U.S.A – DAPUMP
こちらも2018年の曲ですが、曲・ダンス共に認知度はピカイチ。選曲に困ったらとりあえず入れておいて間違いなし。
2017年末に登美丘高校の”バブリーダンス”に使われたことによって再ブレイクした荻野目洋子さんの『ダンシングヒーロー』も使いやすそう。「ダンシング玉入れで流れていた」という学校もありました。
ダンシング玉入れとは
曲が流れている間はダンスをして、曲が止まっているときだけ玉入れが出来るという特殊な玉入れです。ガーナ民謡の『チェッチェッコリ』が使われることが多いです。曲が流れた瞬間あわててダンスに戻る姿が可愛いです。
The Greatest Show – The Greatest Showman Cast
2017年の大ヒット映画「グレイティスト・ショーマン」の曲です。大人数での動きが映える壮大な曲でカッコいいです。イントロが長い点は若干使いにくいかも。
世界はあなたに笑いかけている – Little Glee Monster
リトルグリーモンスターの『世界はあなたに笑いかけている』も爽やかで運動会に似合いそうな楽曲です。「コカ・コーラ」の2018年イメージソングとして起用されました。
CMでは卓球の伊藤美誠選手をはじめとした様々な分野で活躍する若者と共演していたので、個人的にはスポーツのイメージが強い楽曲です。
アイデンティティ – サカナクション
サカナクションの曲はメロディーが面白くて、初めて聴く人の耳に残りやすいキャッチーな曲が多いのでおすすめです。
こちらの「新宝島」が一番有名な曲かもしれません。PVはドリフのオープニングをオマージュしていて、真似してダンスをするのも楽しそうです。
ワタリドリ – Alexandros
2015年発売の楽曲ですが、2018年に「SUBARU XV」のCM曲に起用されたことにより再ブームとなりました。疾走感のあるサビが気持ちいい曲です。
運動会のBGMの著作権について
運動会に最新J-POPなどのBGMを使用する場合、著作権は大丈夫なのか調べてみました。JASRACが公開しているページを参考にしてまとめています。
許可が必要なもの
- プログラムに歌詞や楽譜を印刷する
運動会という授業の一環だとしても、部数が多い場合は著作権の手続き(使用許可)が必要になります。
許可が不要なもの
- 運動会のBGM用に市販のCDをコピーする
- 開会式で合唱する
- 応援のため楽器演奏をする
- 競技や入退場時に曲を流す
運動会は「入場料をもらっていない」「演奏する人に報酬を支払っていない」「営利を目的としたものではない」という3つの条件を満たすので、これらの利用に関しては特に申請する必要はないそうです。
もしBGM担当になったら・・・
皆が知っている最新のヒット曲や明るい懐メロがおすすめです。人気曲を抑えつつ、自分の好きな曲を間に入れると良いかと思います。競技中は熱い曲、休憩中はゆったりした曲など場面に合わせるとなお良しです。
選曲担当の方は大変ですが、全体の雰囲気を盛り上げる大事な要素なのでがんばってください。
ぶっちゃけ、2019年は米津玄師さんを流しておけばOKだと思います。