来月発売の「ドラえもん のび太の牧場物語」魅力を紹介!恋愛要素はあるの?

ゲーム

2019年2月のニンテンドーダイレクトで発表され、牧場物語ファンをザワつかせた「ドラえもん のび太の牧場物語」がついに来月6月13日(木)に発売されます。

Switch × 牧場物語

2017年1月:Nintendo Switchのプレゼンテーションで配布されたパンフレットに牧場物語のロゴがあったことから、ぼくものファンたちは「新ハードで牧場物語が出来るんだ」と期待に胸を膨らませていました。

2017年3月:Nintendo Switchが発売。牧場物語に関しては続報がなく、「スイッチ 牧場物語 いつ」などと検索しながら過ごす毎日。

2018年8月:「牧場物語生みの親が送るオリジナル完全新作」と銘打って発売されたリトルドラゴンズカフェは、操作性やシステムにおいていまいちな点が多く、Amazonレビューも★2と評判も低いものでした。

そしてついに動きがあった2019年2月14日のニンテンドーダイレクト。満を持して発表された牧場物語の新作タイトルはなんと・・・

 

「ドラえもん のび太の牧場物語」

 

このインパクトは大変なものでした。リアルタイムで放送を見ていた牧場物語2からのファンである私は「普通の新作は出ないの?」とがっかりしてしまいました。

しかし!

落ち着いて調べてみると「ドラえもん のび太の牧場物語」もすごく魅力的な作品だったので、今回はそんな「ドラえもん のび太の牧場物語」の気になる要素をまとめて紹介したいと思います。

ちなみに、ファミ通.comのインタビューでマーベラスの中野氏が「本作とは別に『牧場物語』シリーズの新作の制作も進んでいる」と発言されています。

普通の新作は出ないの?と心配しているファンも安心ですね。

しかも、2012年に4が発売されて以来音沙汰がなく続編は出ないと思われていた「ルーンファクトリー」のリマスター版&新作が出るという嬉しい発表もありました。牧場物語の未来は明るい!

ドラえもん のび太の牧場物語

「ドラえもん のび太の牧場物語」は、バンダイナムコ社の方からマーベラス社に話があり実現した作品だそうです。話を持ち掛けたバンダイナムコ社の中島氏はハーベストムーン好きな方だとか。

ハーベストムーンもファンが多い作品ですよね。私は牧場物語2派なんですけどね。(単純にうちにプレステがなかったため)女の子版があると知って欲しすぎて歯ぎしりしていた覚えがあります。

登場人物はドラえもんのキャラクター達

今作の主人公はのび太です。「ピート」や「クレア」など主人公にデフォルトネームが付いていた作品もありましたが、最近は髪型や服装が変更できるプレイヤーの分身的な主人公だったりしますよね。主人公の設定が決まっている牧場物語は新鮮です。

ドラえもん、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんはもちろん、オリジナルキャラクターも登場します。

ドラえもんっぽい!映画のドラえもんっぽいぞ!

牧場要素はしっかり

ゲームの舞台は自然豊かな「シーゼンタウン」。牧場では四季折々の作物を育てたり、かわいい動物たちを育てることが出来ます。

牧場の雰囲気が最高じゃないですか?

後々触れますが、この素晴らしいアートワークにはあの会社が関わっています。

ファミ通.comのインタビュー記事によると、今作はストーリーと農作業をメインコンテンツとしており、序盤は「ハーベストムーン」のようなハードな農作業があるとのこと。

これは個人的に嬉しいポイントです。町の人との交流やイベントも好きな要素ですが、やっぱり「牧場生活」ゲームである以上、普段の農作業が意味の薄いものになって欲しくないからです。

作業はあるけど作業ゲーでない。そんな牧場物語が出来たらいいな。

お馴染みのひみつ道具が使える

ドラえもんの魅力と言えばそのキャラクターやストーリーはもちろん、なんといっても夢が広がるひみつ道具ですよね。

農作物や動物が増えて作業量が増えた時には便利な道具が欲しくなる。そこで登場するのがお馴染みのひみつ道具たちです。

「アットグングン」で作物の成長を速めたり、「ミニ雨雲」に水やりをお願いしたりと、夢のアイテムが牧場生活を助けてくれます。

街では「どこでもドア」や「石ころぼうし」などの道具も使えるようです。かぶると誰も気にしなくなる「石ころぼうし」でいったいどんな悪さをするんだ・・・?としか思えない汚れた大人ですが、純粋に楽しみにしています。

釣りや虫取りなど牧場以外の要素もあり

自然豊かなシーゼンタウンという舞台を生かした、釣りや虫取りなどの要素もあるようです。そう言えばパッケージも虫取り網を持ったのび太がドラえもんとスイカを食べているイラストですよね。

スローライフを売りにしたゲームや、かわいいMMOなんかじゃもう定番になった釣り要素。

個人的な意見ですが、釣りは必須じゃないけど無かったらちょっと寂しい。

そんな感じです。あると嬉しい。

お部屋のインテリアも変更できる

インテリア要素は大好きです。牧場物語には着替え要素かインテリア要素、出来ればどちらも欲しいなって思っているタイプです。

インテリアと言ってもおまけ程度のゲームも多いですが、この作品はどうでしょうか。

家や施設の拡張は主に大工屋で出来るようです。大工屋では頑固な親方に弟子入りしたジャイアンが働いています。ジャイアン、八百屋継がなかったんだな。自分の道を見つけたんだな・・・

牧場の柵などもチェンジできるようです。だいぶ雰囲気が変わりますね。これはしっかりインテリア要素も楽しめそう。

開発はあの”ブラウニーズ”が担当

ブラウニーズは「聖剣伝説LOM」「マジカルバケーション」「MOTHER3」を開発した亀岡慎一社長が資本金の100%を出資して設立した会社です。(※ブラウニーブランは任天堂株式会社出資)

社長が資本金を出していることによりすべての決定権を持っているため、好きなようにやりたいことが出来る・小回りの利く会社であるとのことです。

参考:ブラウニーズ|Kameoka Blog

私がブラウニーブラウンを知ったのはファンタジーライフというゲームです。システム面も面白くて素晴らしいゲームだったんですが、この作品はゲームにグラフィックはあまり重要でないと思っていた私の考えを大きく変えました。

こんなに暖かくてワクワクする世界観は他にありません。

ブラウニーブラウンは代表取締役が亀岡社長から代わる際に1-UPスタジオ株式会社という名前に変更し、亀岡社長はブラウニーズで作品を制作しているようです。

ブラウニーズ開発のスマホアプリ「エグリア」も、特徴的なアートワークで多くのファンを獲得しています。ブラウニーズ開発と聞いて俄然購買意欲が高まった層も多いのでは。なんなら大樹や家のグラフィックから予想していた方もいるのではないでしょうか。

※ ちなみに1-UPスタジオは「マリオオデッセイ」や「進め!キノピオ隊長」の開発を手掛けています。こちらも任天堂の技術力やゲームに対する真剣な姿勢を感じる、作りこまれた世界観が素晴らしい作品でした。

ドラえもんならではの心暖まるシナリオ

「ドラえもん = 笑えて、時に泣ける」というイメージなんですが、皆さんはどうですか?

シナリオを担当されているブラウニーズのすみす氏は漫画をすべて読み返し、映画も全て観たんだとか。(ブラウニーズ facebookより)

サブストーリーはメインストリーの5倍もあるとのことです。ドラえもんを見て育った世代なのでシナリオやイベントも楽しみにしています。

田舎過ぎてドラえもんがテレビでやってなかったので毎週ビデオをレンタルして見ていました。ビデオ屋さんに連れて行ってもらうのが楽しみだった思い出。

なぜのび太が牧場に?

不思議な種を見付けたのび太とドラえもん。さっそく種を植えてみたところ大樹がみるみる育ち、同時に嵐が吹き荒れました。

嵐に巻き込まれ飛ばされたのび太達は見知らぬ街、シーゼンタウンにたどり着きます。心優しい少年ランチや町の人達の力を借りながら、荒れてしまった牧場を発展させることになったのび太ですが・・・

導入部分はこんな感じです。

うん、だいたい牧場物語と一緒ですね。

親戚の牧場を引き継ぐタイプでなく遭難して辿り着くタイプの牧場物語ですね。のび太達はもともとシーゼンタウンの住人ではないわけですが、最終的元の世界に戻ったりするんでしょうか?そういった展開は今までにないので気になります。

恋愛要素はあるの?

ファミ通.comのインタビュー記事で、バンダイナムコの中島氏が「恋愛・結婚要素はない」と答えています。

実は発表された時、真っ先に気になったのがこの恋愛要素でした。

(しずかちゃん一択じゃないのか?映画もゲストヒロインがいるからいいのか?)

Twitterを見たら自分の分身がのび太と恋愛する説を唱えている人もいて笑ってしまいました。のび太が攻略対象の恋愛ゲームは異色すぎる。

牧場物語と言えば恋愛・結婚は大きな要素の一つですが、世界観的に正解だと思います。その分街の人たちとの交流イベントに期待です。

早期購入特典は「のび太の部屋」

早期購入特典は「のび太の部屋」が再現できる家具のダウンロード番号です。ダウンロード版は2019年7月10日までにダウンロードした場合に早期購入特典を受け取ることが出来ます。

発表時は牧場物語ファンからネガティブな感想も出た今作ですが、私は調べた結果是非プレイしたいと感じたので購入します。

参考サイト

※ 記事内画像は「ドラえもん のび太の牧場物語」公式サイトからの引用です。

Doraemon: Story of Seasons

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
制作:マーベラス 開発:ブラウニーズ