イベントの景品で運良く「オーベルジュチケット」を2枚頂いたので、2泊3日の箱根旅行に行ってきました。2017年の箱根旅行の記録です。(※前ブログからお引越し)
オーベルジュチケットとは
オーベルジュはフランス発祥の「宿泊施設付きレストラン」のことです。
オーベルジュチケットはそんなオーベルジュな宿に泊まれる2食付きのペア宿泊券で、カタログから一つの宿を選んで電話予約→当日チケットを持っていくだけで泊まることができます。
オーベルジュチケットで泊まれる宿は北海道から沖縄まで15か所あるんですが、一回の旅行で2枚使いたかったので、箱根の「オーベルジュ オー・ミラドー」と「オーベルジュ 漣」に泊まることにしました。
三重から箱根へ
三重の親戚から車を借りて箱根へ。最初は新東名高速を走っていましたが裾野で降りたかったので新清水ジャンクションで東名高速に移動。
新東名高速の浜松SAで休憩しながら4時間ほどで裾野へ到着。高速を降りてさっそく今夜の宿「オーベルジュ オー・ミラドー」を探します。
道に迷って三国峠に降りたりしつつ、15時前に到着。
今回は芦ノ湖スカイラインの特別区間を通って芦ノ湖の湖尻周辺まで行きました。芦ノ湖スカイラインは一般区間と特別区間があり料金や営業時間が違うので、芦ノ湖湖尻周辺に行く際は公式サイトをご確認ください。
オーベルジュ オー・ミラドー
洋風な外観が素敵。チャペルもあって結婚式にも使えます。
お部屋は本館のほかにヨーロッパ風の「パヴィヨン・ミラドー」、バリ島がテーマの「コロニアル・ミラドー」があるようで私たちが宿泊したのはパヴィヨンのど真ん中のお部屋でした。
ベッドにはバスタオルとバスローブが置かれています。
机にはシェフの手作りチョコと飴、無料のミネラルウォーターが2本用意されています。
大浴場に行ったのでお風呂は使いませんでしたが、お部屋にもついています。トイレが小さめで可愛い。
混んでいない日だったようで、夕飯は17時半~20時半の間でいつでも大丈夫ということでした。周辺の散策がしたかったので私たちは18時半スタートにしてもらいました。
周辺を散策
ミラドーから徒歩10分程で芦ノ湖の湖尻に到着。名前をちゃんと憶えていなくて「尻の湖、尻の湖」と呼んでいました。
いまにも雨が降りそうな天気で霧が出ていましたが、それがまた幻想的で良かった。
あひるボートやモーターボート、海賊船(遊覧船)に乗ることができます。楽しそう。
雄大な山々と静かな湖。ザ・観光地!という感じのお土産屋さんとご飯屋さんが立ち並び、いい雰囲気でした。いろいろと施設が古くなっているのも味があってよし。
箱根は坂道や砂利道が多いので、散歩にはスニーカーが良いですね。(パンプスで行った感想)
1時間程散歩してホテルに戻り、夕食までゆっくりして過ごしていました。調べてみると徒歩30分ほどの距離に九頭竜神社があったので行けばよかったかなぁ。まあまた次の機会に。
ミラドーでディナー
メインのお料理です。スープやお肉料理など撮り損ねちゃってます。
どれも美味しかったんですが、なにより普段食べないような食材が多くて面白かったです。あまり食事にこだわりがなく、普段は適当な物を食べている私は「食事を楽しむってこんな感じなんだな~」と感動。
ゆっくりお喋りも出来て、本当に美味しい&楽しい&幸せな2時間半でした。
大浴場
写真は撮れてないんですが、離れに大浴場があります。
この大浴場までの道がめちゃくちゃ怖い。
徒歩2~3分程度の近さなんですが、なんかアジアな感じの像がいっぱいあって暗い道でぼんやり浮かび上がるという恐怖。
特に平日で他にお客さんがいなかったので怖かったです。ちなみに大浴場の方も全く人の気配がなくて怖かったです。一緒に行った彼は全くそういうのを気にしないタイプなので一人で大浴場を満喫したそうです。
個人的には明るいうちに利用するのをおすすめします。
オーベルジュ・オー・ミラドーのお風呂
ミラドーのお風呂は部屋に備え付けのもの、大浴場、露天風呂の3か所です。大浴場のみ温泉になっています。露天風呂は私たちの泊まった「パヴィヨン・ミラドー」の裏にあります。結構オープンな場所なので水着の着用が必要です。
同じく水着の着用が必要な温水プールもあります。私達は利用しませんでしたが、水着のレンタルもあるそうです。
露天風呂は小さくて水着も必要なので、大浴場がおすすめです。24時まで利用可能なので夕食後でも入ることが出来ます。
露天風呂:15:00~22:30
ミラドーで朝食
朝食の場所はレストランの時と、お部屋での時があるようです。(宿泊者の人数によるのかな?)私たちのときはお部屋でした。リラックスして食事が出来たので嬉しかったです。
まさに理想の朝食。たっぷりのコーヒーとミルクもついてます。
芦ノ湖を眺めながら美味しい朝食を食べる優雅な朝でした。
オーベルジュ オー・ミラドー 感想
レストランなので宿泊施設に関してはあまり期待していなかったのですが、外観も可愛らしく何も問題なく泊まることが出来ました。1986年からあるホテルということで、建物は若干古さが感じられます。
芦ノ湖の湖尻に近いので周辺を散歩しても楽しい立地の良いホテルです。
TVや冷蔵庫、館内BGMがないのは人によっては気になる点かと思いますが、「自然の中でゆっくり過ごす」ことが出来るよう徹底していていいなと思いました。大人向けな宿ですね。
日本最初のオーベルジュ「オーベルジュ オー・ミラドー」で箱根の大自然にかこまれて素晴らしい食事を体験できて良かったです。